3人で話をしていると時間が経つのは本当にあっという間で時間がいくらあっても足りない。
「佐伯、点滴終わってる」
そう言ったのは笹くんだった。
「えっ、あっ本当だ。ありがとう」
ナースコールを押すと、すぐにやって来た看護師さん。すると
「結衣ちゃん、よく頑張ったね。先生がね、もう点滴外していいですよって。だから外すね」
「本当!?やったー」
思わず万歳してしまった。一ヶ月以上も繋がれていた点滴がようやく外されたが、テープでグルリと巻かれていた手首にはテープの跡が付いていた。
「しばらくは、残るかもねー。でもお風呂とかでゴシゴシしちゃダメだよ。痛くなるよ」
「はーい」
「点滴、外れたらやっぱり嬉しいの?」
笹くんからの問いに
「そりゃそうだよー。自由に動けるんだもん。将来のお医者様として気になる?」
「いや、そんなじゃないけど。万歳するほど嬉しいのかなって」
「今回はね。だって1ヶ月以上繋がれてたんだよー」
「えー。一ヶ月も!?私だったら耐えらんないわ…」
「だってそうしないと、死にますって遠回しに言われるんだよ(笑)拒否なんてできないよね」
自虐的に笑って見せた。
そうしないとその場の空気が変になりそうだったから。
「佐伯、点滴終わってる」
そう言ったのは笹くんだった。
「えっ、あっ本当だ。ありがとう」
ナースコールを押すと、すぐにやって来た看護師さん。すると
「結衣ちゃん、よく頑張ったね。先生がね、もう点滴外していいですよって。だから外すね」
「本当!?やったー」
思わず万歳してしまった。一ヶ月以上も繋がれていた点滴がようやく外されたが、テープでグルリと巻かれていた手首にはテープの跡が付いていた。
「しばらくは、残るかもねー。でもお風呂とかでゴシゴシしちゃダメだよ。痛くなるよ」
「はーい」
「点滴、外れたらやっぱり嬉しいの?」
笹くんからの問いに
「そりゃそうだよー。自由に動けるんだもん。将来のお医者様として気になる?」
「いや、そんなじゃないけど。万歳するほど嬉しいのかなって」
「今回はね。だって1ヶ月以上繋がれてたんだよー」
「えー。一ヶ月も!?私だったら耐えらんないわ…」
「だってそうしないと、死にますって遠回しに言われるんだよ(笑)拒否なんてできないよね」
自虐的に笑って見せた。
そうしないとその場の空気が変になりそうだったから。

