キミと歩けば

ゆうちゃんと後ろからゾロゾロと先生方。
「ちょっと早かったかな?」
目が合い、笑いかけてくれるゆうちゃん。
なんだかゆうちゃんの顔を見ると涙が出そうになる。

どうやら、処置中の私のポジションも決まった。泣いても笑っても後は実行するのみ。
緊張する…

「じゃあ、上の服脱ぎますね。お母さんたちカーテン閉めますね」
そう言ってベッド周りのカーテンが閉まり、ママとパパはカーテンの外へ移動した。

「なんだか、先生ばっかりで怖い」
「えっ?そうかな」

酸素供給の線があるので、看護師さんに手伝ってもらい服を脱ぎながら、そんな事を言うとゆうちゃんは笑って答える。

「でも狭い部屋に医者が三人もいれば、そうかもね」
「じゃあ、テーブルに寄りかかって。手は上でもいいし、胸の前でも足の上でもいいよ」
看護師さんに言われ、足の上に置いた。