「さてと。では準備してきます。また後でくるからね」
そう言ってゆうちゃんは部屋を出た。
「パジャマと洗面用具でしょ。後何かある?」
「スマホの充電の線忘れないで!後は本棚の本、どれでもいいから持って来て」
「ハイハイ。お父さんには連絡しとくからね。夕飯作ってからまた来るわね。ちょっと遅くなるけど、きちんと先生の言うこと聞きなさいよ」
「分かってる」
ママも帰り、1人になると急に寂しさが込み上げてくる。さっきの説明を思い返すと少し怖くなり目を瞑って『大丈夫。私にはゆうちゃんがいるから』そう自分に言い聞かせた。
何もする事がない部屋でベッドをフラットな状態にし、横になると段々ウトウトとしてくる。
凄く浅い眠りに一瞬、落ちた気がしたがノックの音で目が覚めた。
ドアが開くとゆうちゃんと看護師さん。
「あれ?寝てた?起こしちゃったかしら?」
「吉岡さーん」
昔から顔なじみの看護師さん。でも実は偉い人。看護師長さん。おそらく、ゆうちゃんよりも立場は上。頭が上がらないんだろうな…
そう言ってゆうちゃんは部屋を出た。
「パジャマと洗面用具でしょ。後何かある?」
「スマホの充電の線忘れないで!後は本棚の本、どれでもいいから持って来て」
「ハイハイ。お父さんには連絡しとくからね。夕飯作ってからまた来るわね。ちょっと遅くなるけど、きちんと先生の言うこと聞きなさいよ」
「分かってる」
ママも帰り、1人になると急に寂しさが込み上げてくる。さっきの説明を思い返すと少し怖くなり目を瞑って『大丈夫。私にはゆうちゃんがいるから』そう自分に言い聞かせた。
何もする事がない部屋でベッドをフラットな状態にし、横になると段々ウトウトとしてくる。
凄く浅い眠りに一瞬、落ちた気がしたがノックの音で目が覚めた。
ドアが開くとゆうちゃんと看護師さん。
「あれ?寝てた?起こしちゃったかしら?」
「吉岡さーん」
昔から顔なじみの看護師さん。でも実は偉い人。看護師長さん。おそらく、ゆうちゃんよりも立場は上。頭が上がらないんだろうな…

