キミと歩けば

そう言い切り、半ば逃げるように部屋を出た。
ゆうちゃんに限って浮気なんて…
でももしそうなら、奪い合う？

勝つ自信なんてない。じゃあ諦める？
まさか、そんな事できるはずない。

答えの出ない問いをグルグル考え、歩いているとあっという間にコンビニ。
買うものないんだけど…出てきてしまったので適当にお茶を買った。

きっと今頃ゆうちゃんは着信に気づいて電話をかけ直しているだろう…