パチリ、と鳥本さんと目が合う。その刹那、鳥本さんの顔は放課後僕にだけ見せるあの顔で微笑んだ。まるで小悪魔みたいに。 鳥本さんの声を聞くと、頭の中で再生されるのは鳥本さんのアルトの歌声。その歌声に僕はきっと、恋している。 こうしてまた、時間は流れて放課後になっていく。