「ちょっ…えっ…待って…どうしたの!?…大丈夫!?」 目の前がだんだんとボヤけてきた…。 薬が……。 そうだ……さっき潰されちゃたんだ。 私、このまま死んじゃうの? もし……死んだら……。 お父さんたお母さんに……望夢に……会えるのかな? だったら嬉しいな……。 もう1人はやだよっ…。 諦めかけてた私の耳に低い声が響いた。 「……死ぬんじゃねぇよ…こんな所で」 ……え? そこで私は意識を無くした。