ーーーーーー「また来たよ…アイツ」


ーーーーーー「さっさと消えろっての」


ーーーーーー「なんで生きてるのかな?」



自分への罵倒が聞こえる中を肩を竦めて歩く。


慣れた……なんて言えない。


言えたもんじゃない……。


「死ねよ」「ブス」「消えろ」


机一面に書かれた言葉に目を通す。


耐え難い遊びをして…さすがに笑えてきた。


『いじめ』なのか……もしかしたら本気で私を殺そうとしてくるかもしれない。


楽しい?……そんな訳ない…過酷。


どうやら……あっちはそうでもないようだけど。


毎日飽きずによくやるよ……。



「ねぇ〜高梨さん。いつ…消えてくれるの?」



「あははっ…それとも私たちが今ここで消してあげようか?」