和麻と私は大学は同じだが、学科が違う。でも和麻は私の講義が終わるまで待っててくれる。

「ごめん!待ったでしょ!」
「ううん、講義お疲れ様」
「ありがと、和麻もお疲れ様。一緒に帰ろ!」
「おう」

私達は高校を卒業してから同棲している。

「今日の晩御飯何食べたい?」
「んーみずきの手料理全部好きなんだよな〜」
天然なのか、照れるような言葉を不意に話すので顔が熱くなる

(なんなの?和麻ってほんと…)

「みずき?どーした?」
「ううん!なんでもない!買い物しなきゃ」
「……あっ」
「ん??」
「カレー」
「カレー?