白いサザンカ

42:サザンカ
正直言って中学のことは桑田のこと以外あんまり覚えてないんだ。よく教科書や上履きがなくなって怒られたこととか、なぜかわからないけど泣いて帰ったことが多かったとか。
桑田とは別の中学にはなってたけど休みの日には遊んだし、メールもしてた。
2年生になってすぐのことだったと思う。最近遊ぶことが少なくなって、寂しくなって桑田の中学の校門の前で桑田を待ってたんだ。すると桑田が結構背が大きい男と楽しそうに校舎から出てきたのが見えた。今思うとおかしいけど、あの当時は瞬間的に浮気だと思って半狂乱になりながら桑田の前に出て聞いたよ、「こいつは誰だって」
そしたら、部活の先輩だから安心してって。彼女はちょっと怯えてた。
「ごめん」と言って、久々に二人で話した。会話は弾まなかった。
それから俺は毎日、桑田の部活が終わる時間に校門で待ってた。
たまに会えない日があったからその時は部活の人に聞いた。たまに早退してるってわかった時は心配になった。

>>42それっていじめられてたってこと?俺たちナカーマ
>>42それお前のこと避けてるんじゃね?
>>42ストーカー誕生の決定的瞬間

「な訳ないだろ。変なコメントしてないで黙って聞いてろよっっっっ!!!!」
討児は机を本気で殴った。コロコロと何かが机から転がり落ちた。討児はそれを拾い上げ再度画面に向かった。