白いサザンカ

昼食を終えると再度の自由時間。討児には掲示板閲覧以外これといった趣味はない。以前には暇さえあればSNSを使って何かを検索していたような気がするが、それが何かは思い出せない。友達もいない現在に至ってはSNSを使うこともない。
掲示板を見ていると朝食と昼食が詰まったお腹が痛くなってきた。部屋の隅にあるバケツに向かうと、討児はそこに用を足した。
部屋から出るのが面倒くさいのだから仕方がない。
しかし、バケツは気がつくといつも綺麗になっており、部屋にハエが湧くようなことはない。両親がご飯を持ってきたときに片付けているのだ。
「この歳で下の世話をさせてごめんな」と討児は小声で呟いた。

スッキリしたようなスッキリしてないような気持ちで掲示板を覗くと興味を惹かれるスレットがあった。

引きこもりは半生語れ(15)