あんたじゃないのよ!

悟くんのことを忘れようととにかく勉強した。



英単語とかで頭パンクしそう。



湊人の教えかたきびしいのよね。


せめて沙羅ちゃんがいてくれたら……。


そういえば。


「沙羅ちゃん、最近元気ないみたいなのよね」


「ヘー」


「興味もって!」




湊人がペンをテーブルに置いた。


「いつから?」


「文化祭のあとくらい?」


「原因俺かもな」


湊人が?


まさか沙羅ちゃんをいじめたの!?


「沙羅ちゃんになにしたのよ」


「なんにもしてねえよ」



睨みつけたらため息つかれた。



「誰にも言うなよ」


「いいわ」


「付き合ってって言われた。好きな子いるからごめんって断った」


はあ?


沙羅ちゃんふるとか最低!


あんな可愛いくていいこ他にいないわよ!