テスト3日前、沙羅ちゃんが追い込みの勉強会を提案してくれた。
そこまではよかった。
次のことばを聞いて愕然とした。
「あのね、せっかくだから、湊人くん、誘ってくれないかな」
「ウソよね?」
「ダメ、かな?」
「たしかにアイツはアイドル的なまぶしい容姿をしてるわ。でもいいのはそれだけよ!性格は最悪よ!」
目を覚まして!
沙羅ちゃんの顔が赤い。
「そんなこと、ないよ。湊人くん、プリント運ぶの手伝ってくれたし、優しくて人気だよ」
「だまされないで!それは本性じゃない」
「うん。でも、やっぱり悪い人には思えないよ」
湊人め、私の友達を横どりする気ね!?
わかった。逆に意地悪だって沙羅ちゃんにわからせればいいのよ。
湊人に沙羅ちゃんの提案を伝えた。
私は何度も、しつこく、
「悟くんも誘ってくれていいわよ」
と言った。
湊人が空気読めるとは思わないけど、来てくれたらラッキー!
そこまではよかった。
次のことばを聞いて愕然とした。
「あのね、せっかくだから、湊人くん、誘ってくれないかな」
「ウソよね?」
「ダメ、かな?」
「たしかにアイツはアイドル的なまぶしい容姿をしてるわ。でもいいのはそれだけよ!性格は最悪よ!」
目を覚まして!
沙羅ちゃんの顔が赤い。
「そんなこと、ないよ。湊人くん、プリント運ぶの手伝ってくれたし、優しくて人気だよ」
「だまされないで!それは本性じゃない」
「うん。でも、やっぱり悪い人には思えないよ」
湊人め、私の友達を横どりする気ね!?
わかった。逆に意地悪だって沙羅ちゃんにわからせればいいのよ。
湊人に沙羅ちゃんの提案を伝えた。
私は何度も、しつこく、
「悟くんも誘ってくれていいわよ」
と言った。
湊人が空気読めるとは思わないけど、来てくれたらラッキー!