寝室から出ると、槙がリビングで仕事をしていた。時刻は午前11時。久しぶりにゆっくり眠れた気がする。
「おはよう」
槙に声をかける。
「もっと寝ててもいいのに」
と心配されてしまう。彼はそのままキッキンにいって、
「寝起き、何か飲む?食べる?」
とすごくやさしい。寝起きの私は、バスルームに向かいながら
「コーヒー、飲みたいな」
と慣れないわがままを口にしてみる。
彼は頷いて、なんだか楽しそうに準備をはじめた。
リラックスしてる槙は、とてもかわいい。
甘えたがりのところがあるけど、私にもっと甘えてほしいみたい。
顔を洗って口をゆすいだあと、リビングに戻るとコーヒー豆のいい香りが部屋中にしている。
「いい香り」
上機嫌で言うと、彼は満足そうに微笑む。
「こっちきてみて」
彼に呼ばれ、そのままキッチンへ行くと、これまた、有名なパン屋の袋を見せられる。
「どうしたの?これ!」
「今朝買ってきた、寧々はこれ好きかなって」
私がクロワッサンが好きってことをこの人はよくよくわかっているからこそのチョイスだった。甘いものも惣菜ものも買ってきてくれている。
「これは槙が食べたいやつでしょ?」
メロンパンを指差すと、その指をつかまれて槙が食べようとする。2人でいる、それだけですごくたのしい。
「おはよう」
槙に声をかける。
「もっと寝ててもいいのに」
と心配されてしまう。彼はそのままキッキンにいって、
「寝起き、何か飲む?食べる?」
とすごくやさしい。寝起きの私は、バスルームに向かいながら
「コーヒー、飲みたいな」
と慣れないわがままを口にしてみる。
彼は頷いて、なんだか楽しそうに準備をはじめた。
リラックスしてる槙は、とてもかわいい。
甘えたがりのところがあるけど、私にもっと甘えてほしいみたい。
顔を洗って口をゆすいだあと、リビングに戻るとコーヒー豆のいい香りが部屋中にしている。
「いい香り」
上機嫌で言うと、彼は満足そうに微笑む。
「こっちきてみて」
彼に呼ばれ、そのままキッチンへ行くと、これまた、有名なパン屋の袋を見せられる。
「どうしたの?これ!」
「今朝買ってきた、寧々はこれ好きかなって」
私がクロワッサンが好きってことをこの人はよくよくわかっているからこそのチョイスだった。甘いものも惣菜ものも買ってきてくれている。
「これは槙が食べたいやつでしょ?」
メロンパンを指差すと、その指をつかまれて槙が食べようとする。2人でいる、それだけですごくたのしい。
