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暗闇の中で誰かが泣いている。

どうしたんだろう

苦しそうに泣いているのは私と同じくらいの女の子。

傍に行こうとしても彼女には近づけない

私が歩けば歩くほど彼女が遠のいていく。

「ねえ、待って。どうして泣いてるの?」
そう尋ねても、
「うぅぅっ」
彼女は苦しそうに唸る声しか出さなかった。

--------------------ピピピッ

ガバッ「はぁはぁ」

朝、汗だくの体で目覚まし時計を止める。

望んでもいない朝がまた来た。