あたしを知らないキミへ


そして会計を済ませた後、2人は帰っていった。

思いもしない出来事に、あたしはまだ頭がついていけてなかった。


「中条 恵美加さーん」

それからあたしは、名前を呼ばれて診察が始まった。
だけど、診察をしている間もアイツ・・「たかはし こうき」のことで頭がいっぱいだった。





「恵美加ー!月曜日、朝一緒に行こー!」
「りょーかい」