「あー疲れた」

あたしは、床に寝そべって目を閉じた。


このまま少し寝ようか・・。


だけど、それは出来なかった。

昨日見たあの男が頭の中に浮かんで寝れなかった。

「あーーー!なんだよもう!」

自分にイラだって頭を掻いた。
名前も知らない、話したこともない相手にこんなに悩まされるなんて意味分かんない。

ふと、部屋に置いてある全身鏡に目がいった。