あたしを知らないキミへ

「今のダーリンをどうやって好きになったのか」

「んーーそうだなぁ。ダーリンは塾が一緒だったの。学校も違うしもちろん名前も知らなかった。正直初めて見た時はタイプじゃなかったなー。だけど、確か塾の帰りだったかな。その日すごい雨が降ったの。でもあたし傘持ってなくて。その時ダーリンが傘を差しだしてきてくれたの。これ、よかったら使ってください。って・・。耳真っ赤にしてあたしにそう言ったの。そこで初めて2人で話したんだ。あなたは傘大丈夫なの?って聞いたらダーリンね、俺は平気だって。それよりも君の方が心配だからって。その時、あぁこの人あたしのこと気になってるのかなー?なんて思っちゃったの。でもタイプじゃないし正直地味ってゆうかね。だけど、それから塾で会った時は2人で話すようになったの。そしたらダーリンのこといっぱい知るようになって。気づかないうちに、あたしダーリンに夢中になってた。タイプも大事だけど、でもやっぱり人は中身なんだなってダーリン見てて思ったの。あたしに告白してくるに男子はいつも、あたしの外見しか見てこなかった。だけどダーリンは違った。いつもあたしの中身を知ろうとしてくれた。だからあたしはダーリンを好きになったの。あ!ちなみに、あたしから告白したの。あはは。ちょっと長くなっちゃったけど、これがダーリンを好きになった理由」