あたしを知らないキミへ

「〇〇公園って知ってる?」
「うん」

〇〇公園は、ここらへんで結構大きな公園で小さい頃よく遊んでいた思い出がある。

そういえば、賢斗はどんな用事であたしを呼び出したんだろう。

「それで、要件って何?」
「・・まぁ、それは後で!」

賢斗は、何も教えてくれなかった。
着いたらお楽しみってやつ?

少しだけワクワクしながら、あたしは出かける準備をしてから家を出た。
〇〇公園は、あたしの家から歩いて15分くらいのところにある。
何気、時間がかかる間、あたしはいつものように音楽を大音量にしながら聴いて歩いていた。

しばらく歩いて〇〇公園に着いた。
今日は休日だからだろう。
公園には小さな子供達が、沢山遊んでいた。