だけど、やっぱり朋美の返事には前と同じような違和感を感じたけど、本当に仲良くなったのかも。
あたしの思い込みとか?
朋美達に限って、そんな長引くことはなさそうだし。
あんなにラブラブな2人だから。
しばらく歩いて駅に着いた。
タイミングよく電車も着て、駅に待たずに電車に乗れた。
久しぶりに乗った6時電の電車は、部活帰りの時間帯なのか、いつも乗る電車の時間よりも、すごく混んでいた。
当然座れるところもなく、立ったままあたし達は電車に揺られていた。
それからしばらくして朋美の最寄りの駅に着いた。
「バイバイ恵美加!」
「バイバイ」
そして、あたしは朋美と別れた。

