あたしを知らないキミへ

美麗先輩は、すごく嬉しそうに、

「彼氏と!」


そう言ったんだ。


「いーなぁー。羨ましい~」

その友達友達との会話が、当然ながらあたし達にも聞こえてくる。

急にあたしの世界は、真っ黒に染まっていった。


どうしてだろう。
その場に立ち止まってしまったんだ。