ワンワン!! ワンワン!!

「んーー」

サキの声で目を覚ました時は、もう朝だった。

どんだけ寝てるんだよ、あたし・・。

制服を着てから、あたしは下に向かう。

「あ。おはよー恵美加」
「おはよ。ってか寝みー」

お母さんが朝食の準備をしていた。

その間にあたしはサキの餌やり。

自分のご飯に尻尾を振りながら駆け寄って来るサキは、見ていて癒される。