ドクン・・


それは一瞬だった。


あたしの体に大きくこだました音。

訳も分からないまま、あたしはその知らない男を見つめていた。

初めて見るその男に、あたしは虜になっていた。


背は180あると思う。

どっかのモデルみたいなスラットしたスタイルに、その大きな目は吸い込まれそうだった。