クリスマスの夜に、ただ一つの願い事を


あれから時間が経ち、ゆっくりと瞬きをしながら体を起こす潤。



ふと、自分の傍らで身を丸くして寝ている真依を目にする。



小さい頃、真依とこんな風に良く横に並んで寝た記憶が潤の頭の中で蘇る。