「いつから?いつから知ってたの?」

「親に聞いても分からなかったから調べたんだよ。」

「そうじゃなくて!私のこと!いつから気づいてた?」

「初めて会った時から。まあ、確信が持てたのは昨日だけどな笑」

「もっと前に教えてよ!笑」

「もっと前に気づけよ。ばーか笑」

いづの大きな手が私の頭に添えられる。

「ずっと探してたよ結空。」

「私も……ずっと待ってたよ、いづの事。」

「結空、好きだ。もう絶対離れたりしない。」

気づけば私はいづの腕の中で寄り添いあっていた。

「あっ」突然いづが声を上げた。