「結空〜」

「また来たの!?」

「「こんにちは」」

そうこうして通ううちに結空の友達とも話すようになった。

その日はちょうどテストが1週間前、普段の授業を寝て過ごす結空は赤点を撮ること間違えなし。

そこで、勉強会を開こうかと計画も立てた。

「黒瀬くん頭いいんでしょ?」と川野が言う。

それに乗っかるように
「そうだよ!勉強会しよう!」と小林。

俺に着いてきていた律樹はとっても乗り気だった。

「いいね〜!!やろうぜ、5人で!」

「5人!?」