「け、んくん…好き」
もう、ホントにこの子は……オレを惑わす天才だ。
「オレは大好きけど」
そしてもう一度唇をふさぐ
今度はさっきよりも深く
「けんくっ…ストップ……んっ」
そう言って俺の服を掴む
その仕草でさえもかわいい。
「黙って…キスしにくい」
そう言ってまた、キスの雨をふらす
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甘い時間はあともうちょっと続いて
終わった頃には「健くんのバカ!」って怒られたけど
「キスしてるときの真花、かわいかった」
そう言ったら頬を真っ赤に染めた彼女を見て
“大好きだな”って改めて実感した。
Fin.


