『僕は高橋 大和ごく普通の高校生だ…と言うよりだったと言った方が正しいかな。だって僕はこれから…』
「おい、お前誰に言ってんだ」「いや、ツッコミどころそこじゃないだろ。普通の高校生だったって何だよww」すかさず友達の光輝と拓己がツッコんで来る
「いやなんでもないよwww行こ」
「てかさお前いい加減紗良ちゃんに告れよ〜www」「そうだぞ。早くしないと俺が取っちゃうからな〜www」こんな感じでこいつらはいつもウザ絡みをしてくる。「ハイハイそのうちな〜。」(適当に流してはいるものの実際僕は毎日紗良ちゃんに告白しようとか考えながら出来ていないのだった。)しかし、それでも何も考えずに今日もまた、今日こそは告白するぞとか張り切ってる俺がいるのも確かである。そんなことを考えながら僕は道路に踏み出した。「大和!危ない!」キキーッ(僕、死んだな)ドンッ「おい大丈夫か、死ぬなよ大和。紗良ちゃん奪ったりしないから死ぬんじゃねえよ」薄れゆく意識の中で必死に呼びかける光輝と拓己の声が聞こえた。 END