自分自身の気持ちがまったくわからなくなった


でも私は涼真先輩が好きなんだ。


裕貴はただの友達………


と言い聞かせた。



そしてある涼真先輩と街をデートしていた

「涼真先輩ー!愛美あのクレープ食べたいなー!」


涼真先輩から返信がない。涼真先輩は銅像みたいに固まっているのだ。


前のから綺麗な女の人が駆け寄ってきた



「りょーまーーーーただいま!!」


その人は身長も高くスタイルもよく美人。


みんなが憧れるよーな人だ。


その人の茶色の巻いた髪がふわっと風になびいた時


大人の香水の香りが私にふりかかってきた。


私は気絶しそうになった―――