星の数より多く、君に愛を伝えたい。


「おはよー輝美」



朝になって学校に行くと、みんなやっぱりそわそわしている。

最後の文化祭ということで、みんな力を入れているんだなぁ。


昨日、やれていなかった仕事の残りをやっていたりする人もいれば、今日は何を食べようか、とか、何を見ようか、とかそういう話をしている人もいる。


真帆と花乃が、わたしに手を振ってくれた。



「おはよう」



やっぱり寝とかないとだったかなぁ。
でも寝ていたら、松岡くんとメッセージのやりとりができなかったんだよね。

一体どっちが良かったのかは分かんないけど、ホント眠いや。


ふわー、とあくびをする。



「ふわーあ」



花乃に移しちゃったか。



「輝美、昨日いつ寝たの?」



わたしにあくびを移された花乃は、下向きだけど長いまつ毛で縁取られた瞳をパチパチさせながら尋ねてきた。



「わかんない」



「水筒の中飲んだら?」



真帆にそう言われて、わたしは自分の水筒の蓋を開けて、お茶を飲んだ。



「よーし、じゃあ次は何するかー」



「そこが、なんかもう取れそうだよ」



「付け直しとくー」



クラスの子達が飾り付けの修正などをやっている。

わたしも、黒板の塗り残しの確認をしてこようかな。