甘すぎる君に愛されて

明け方、家に帰ると玄関で小さく蹲っている沙蘭がいた。

まじか。

ごめん。今は会いたくなかった。

「なんで、いんだよ。邪魔」

と、俺が言うと

小さな肩が揺れた。

ずっと会いたかった存在なのに。

俺は、沙蘭を冷たくあしらう。

俺の右手に指輪がないのを見た沙蘭が少し悲しそうだった。