甘すぎる君に愛されて

「そういう事なんで。
行くぞ。沙蘭」

と、その女の人に言い、私の手を引いて歩く。

じゅきと君と車で帰っている間、

「不安にさせてごめんな。」

と、運転しながら謝ってくれる。

「大丈夫です」

本当は、大丈夫じゃないけど、大丈夫と言う。

「本当かよ。顔が曇ってる。
でも、本当になんもないから。正直あの女はしつこいくらい誘ってくる。でも、俺は眼中にないから。」

と、私の手を握って安心させてくれる。