Seven...KOKI



やべぇ!!



スピードをあげてその場所についた。



「離してっ!!」



急いでバイクを止めてヘルメットをとり、
雪の元へ走った。



「雪!」



「…光輝!」



急いで雪を車から遠ざけたけど、
その反動で2人とも道路に倒れこんだ。



「ってぇ…」



「なんだお前!?」



声のした方を見上げると
小太りのおっさんが俺を見下ろしてる。



これが…松田か?



こんな奴に…雪は。



「おい兄さん。
関係ない奴はどっか行ってくれんか?」



「雪に手を出すな…」



「なんだと…?」



俺は松田をにらみながら
こっそり克樹さんにメールした。



克樹さん…急いで。



俺が携帯をいじってる時
松田の後ろから昨日追っかけてきた
男達が口をはさんできた。