Seven...KOKI



俺は戻ってバイクに乗り家に走った。










マンションに近づいてきた時
マンションの前に引越しトラックが
とまってた。



見覚えのある家具…。



瞳のだ…。



なんでだ?



疑問に思いながらもバイクを止めて
マンションの中をのぞいた。



「あっ…」



そこにはダンボールを持って
歩いてくる瞳の姿。



マンションの玄関を出た時、
俺に気づいたのか立ち止まる瞳。



「…こうちゃん」



「…っ」



やべぇ。



声が出ない。



瞳はダンボールをトラックに積み
俺に近づいた。



「…こんばんわ」



「こんばんわ…」



「あの…ごめんね?…イブのこと」