Seven...KOKI



部屋に入った瞬間に雪に集中して
集まる子供達。



小さな子供から高校生ぐらいまで
そろってる。



「園長先生は?」



「園長先生ならお庭だよ?」



「分かった。光輝!」



「えっ?」



疑問そうに聞き返した。



行け…ってことか?



「玄関出て右に曲がった奥だから!」



「分かったよ…」



しぶしぶ部屋を出て雪に言われたとおり
玄関を出て右に曲がると花の手入れを
している男の人がいた。



見た感じ60…いや70ぐらい?



それぐらいのおじさんだった。



「あのっ…」



俺はその人に話しかけた。



すると、ゆっくりと俺の方に振り返った。



「ん?あんた…」



「あのっ…雪の」



「雪?…あぁ愛莉ちゃんのことか」