Seven...KOKI



あまりにも真剣に言う高嶋に俺は何も
言い返せず、高嶋は車に乗って
帰っていった。



「…何されたの?」



「…え?」



「高嶋に何されたの?」



いまだに俺の腕を掴んでいた雪を見て
そう聞くとうつむいて何も言わない。



「…まぁ…いっか…」



俺は怒りをおさえながら雪を
抱きしめた。



高嶋に何されてたって…
今雪は俺の腕の中にいる。



それだけでいい。



今はそれだけでいいんだ…。



「あ…そういえば」



雪を抱きしめていた俺は雪を自分から
離した。



「朝言ってたやつって何?」



「え?」



「仕事終わってから時間あるか?って
聞いてきたじゃん。何か用事?」



「あっ!?…あ、えっと…」



俺が質問すると動揺する雪。



「雪?」