Seven...KOKI



…っざけんなよ…。



「お前…1回殴らせろっ!」



「光輝っ!?」



雪が俺の腕を掴み止めに入るがすでに
遅く、俺の右手は高嶋の左頬を
思いっきり殴っていた。



その衝撃で倒れこむ高嶋。



「徹さまっ!」



車の運転手がすぐさま高嶋を助ける。



「痛ってぇな…」



運転手に支えられながら立ち上がった
高嶋は殴られた頬を押さえながら俺を
睨む。



「別にいいだろ…こんなことで
カッとしてんじゃねぇよ…」



何だとっ…!?



高嶋の言葉にもう1度殴りかかろうと
する俺。



そんな俺に必死にしがみつき雪は止めた。



「1つ言っとくけど…俺が手ぇ出したのは
雪じゃなくて愛莉だ」



「…は?」



「俺が手ぇ出したのは山村雪じゃない。
宮愛莉だ…それでいいだろ?」



「何ふざけたこと言ってんだよっ」



「ふざけてねぇ。
本当にそう思ってるんだよ」