めちゃくちゃ触りてぇ…。
「なんで寝てんのよ……起き…っ…」
…もしかして…泣いてる?
俺はそーっと目を開けた。
思ったとおり。
俺の目の前にしゃがんでうつむいてる雪。
「ぐすっ……っ…」
必死に涙を止めようと手で拭いている。
「…光輝…起きて…」
雪がそう言った瞬間俺は雪を抱きしめた。
「…起きてる」
起きてるよ…ちゃんと起きてる。
「…光輝…」
「ごめん…寝たふりしてた」
「…光輝っ…」
俺の背中に手を回す雪。
…2ヶ月ぶり。
いや…もっと長い気がする。
「…雪、ずっとこうしたかった…」
触れたくて仕方が無かった。



