静かな楽屋で聞こえる雪の足音。
だんだん更衣室に近づいてくほどに
高まる緊張。
なんで雪相手にこんなにドキドキ
してんだよ…。
2ヶ月の差ってこんなにでかいのか?
雪の足音が更衣室の前にくると
緊張はMAX。
「え…」
カーテンが開くと同時に雪がもらした
言葉。
…そりゃ驚くよな。
どうしよう…完璧タイミングが
分からない。
「…光輝…?」
久しぶりに聞く俺を呼ぶ声。
名前で呼ばれたのも2ヶ月ぶりだ…。
たったそれだけなのに…
心臓の音がうるさい。
「…寝てる?」
ううん。
「…起きてる?」
うん。
目の前に雪がいる。



