「きついですよ…」
「分かってると思うよ?雪ちゃん」
「え?」
「光輝の気持ち。
あんな態度とっても分かってると思う」
「…そう…ですかね?」
「だってあんた達恋人でしょ?
想い通じ合ってないでどうすんのよ」
そう言って俺の背中をばんっと叩いた。
「元気出しなさいよ。雪ちゃんだって
不安なんだから」
「…そうですよね」
うそとは言えあんな態度をとったんだ。
香奈さんが言うように俺の気持ちを
雪が分かっていたとしても、不安だよ。
「あんた何か考えてんの?」
カメラの準備をする俺の前に仁王立ち
して睨みつける香奈さん。
「え?」
意味が分からず見上げる俺をさらに
睨んできた。
「雪ちゃんがっちりガードされてて
近づけやしないじゃない。
これからどうするか考えてんの?」



