Seven...KOKI



それとこの人あたしの彼氏の光輝。
…ちょっと丈に似てるって思わない?
どっちがかっこいいって聞かれたら
ちょっと困っちゃうけど…。
でも、あたしの大切な人。
昔…丈があたしのことを大切に
してくれたみたいに…ううん…
それ以上に大切にしてくれる」



雪は立ち上がって俺の手を引っ張った。



「丈?あたし…丈のこと大好きだったよ。
今でも大好き。でもね?光輝も大好き」



つないだ手に力が入る雪。



「…丈がいなくなってあたし
…毎日泣いてた。それからあの事件。
あたし本当に死にたかった。
でも…光輝に出会った。



光輝に会った時から思ってた。
きっと…毎日泣いてたあたしを見て
丈があたしと光輝を会わせて
くれたんだって。
ただ…あの事件は丈がどこかで
失敗しちゃったんだよね?
でも…大丈夫…ぐすっ…あたし…
光輝がいれば大丈夫だからね?」



「雪…もういいから」



俺は雪を抱きしめた。



「…ひっく…丈…あたし大丈夫だよ…
こ…光輝が…いるから」



「もういい…もういいよ雪」



泣くなよ…泣かないで雪。



「丈がいなくても頑張れたから…。
はぁ…ぐすっ…だから…見守っててね…
絶対だよ…約束だからね………」



「…もういいって」



俺の背中に回してる雪の手が
俺の服を思いっきりつかむ。