Seven...KOKI



まさか…。



「おい!!どこだ!!いるのか!!」



薄暗く…公園なのに電灯もなく、
その公園は道路の電灯で
やっと見えるぐらいだった。



「いるなら返事しろ!!」



どれだけ叫んでも声も物音もない。



ここも外れか…。



他の場所…。



「…くしゅん」



ん?



今の…。



くしゃみの聞こえた方向に歩いた。



公園の真ん中にあるどかんの中を
のぞくと昨日出逢った時
みたいにうずくまってる女の子がいた。



「いた…」



俺がつぶやくとびくっとして
俺を見上げた。



「あっ…」



「なんですぐに返事しなかった?」



「…」



「はぁ…寒かったか?」