Seven...KOKI



俺は遠ざかりながら瞳を見つめた。



「あの子はあたしの居場所を奪った。
こうちゃんだけはあたしをずっと
愛してくれてるって気づいたのに…。
やっと正気に戻ったのに…。
けどあの子はあたしの居場所を奪った!」



そう叫んで瞳は俺に抱きついた。



「離れろ…離れろよ!」



「あついんでしょ?抱きたいんでしょ?
だったら今ここであたしを抱いてよ!!
それであの子と別れて…
あたしのものになってよ!!」



俺の服を掴みながら泣き叫ぶ瞳。



ちくしょ…体が…。



体が瞳を求めてる。



…女を求めてる。



だめだ…瞳を抱いちゃだめだ。



…だめだぞ。



「瞳…本当に…離れて…」



「なんでよ…我慢できないなら
あたしを抱けばいいでしょ」



「だから…お前じゃ無理なんだよ…」



「…なんでよ…媚薬の力であたしを
抱けばいい話じゃない!!」



そんな…。



「媚薬の力って…それでお前を抱いても…
お前が悲しいだけだろ…」