Seven...KOKI



「…それで…俺のとこに?でもなんで…」



「それは私に聞かないで。
瞳ちゃんに聞きなさい?家に帰って」



「家…俺ん家っすか?」



「瞳ちゃんは今光輝くんの家にいるわ。
雪ちゃんに光輝くんと別れるよう
脅しにね」



「…え?」



「どうしても光輝くんが必要だって。
どうしても光輝くんじゃないと
だめだって言ってたから…。
何をするか分からないわよ?」



「ちょっ…なんでそれを
早く言ってくれないんすか!!」



俺は急いでスタジオを出ようとしたけど、



「待って!」



滝さんに止められた。



「なんすか!
雪が危ないかもしれないのに…」



「もし…もし光輝くんが山中の立場で、
瞳ちゃんに誘惑されても…
必ず雪ちゃんを裏切らないって誓える?」



「は…なんすかそれ?」



「いいから答えて!」



そんなの…そんなの迷うことでもない。



「俺には雪じゃないとだめなんすよ?
裏切るわけないっすよ。じゃあ」



そう言ってスタジオを出た。