立ち上がった瞬間いきなり頭が
くらくらした。
まさか…。
「瞳…お前お茶に…」
「ごめん…こうちゃん」
その瞳の声を聞きながら俺は気を失った。
「…こう…」
誰だ…。
「光輝くん!」
誰かの声で目が覚めた。
くそ…体が動かない。
「大丈夫?」
「…滝…さん?」
まだ視界がぼやけてるけど目の前に
はっきりと滝さんの姿が見えた。
「はぁ…やっと起きた。
あたしどれだけ待ったと思ってるの?」
「待つ…?」
俺はゆっくりと体を起こして
滝さんに聞き返した。
「そう。待ったの。
やっぱりあたし無理だから」



