Seven...KOKI



「だってじゃない!!…分かった。
警察行こう。なんだったら
施設にでも行こう」



そう言って手を掴んで連れて
行こうとしたけど、



「やだ!!!」



「は?」



「お願い!!!ここに置いてください!!!」



そう言って頭を下げた。



は?ありえない。



「嫌だね。行くぞ」



「離して!!!」



掴んだ手を思い切り離された。



俺をじっと睨む。



「…お願い。おいて」



「無理だ」



無理に決まってる。



「ほんのちょっと…あと少しそれが
積み重なってずっと居ることに
なるのが目に見えてる」



「じゃあなんで私のことこの家に
連れてきたの?」



え…。



「それは…」