Seven...KOKI



「どんな感じで撮影するかですよね?」



にっこりとそう言った。



「さすがうちのトップモデル。
話が分かるな」



香奈さんに答え渡部さんも笑った。



さっき俺に言ったことを香奈さんにも?



「…服は甘いワンピ。
ボトルに合わせて色はピンクかな?
できるだけドレスに近い感じのデザイン。
それと小さいけどきらびやかなティアラ。
髪もメイクもお嬢様っぽく…けど、
目は強調して」


「うん…それで?」



「撮影の時に上からひかるものを
降らせてゴージャスにした方がいいかも。
服がドレスじゃない分、そこで
セレブ感を出す感じで」



「…なるほど。分かった、ありがとう」



「いえいえ」



笑顔で会話を交わす2人。



俺には何のことかさっぱりわからない。



それに気づいたのか渡部さんが
口を開いた。



「ここの会社とは長い付き合いなのを
お前も知ってるだろ?」



「え?あっ、はい…」



「そのせいか具体的なことは
全てうちにまかせられる。
イメージだけを伝えると
後のことに口出しをしてこないんだ、
ここの会社」