Seven...KOKI



「…どう、思うって…?」



「どういう風に撮影したらいいと思う?」



どういう風に?



「確かにスタイリストやヘアメイクなど
プロはちゃんといる。
俺たちは変身したモデルを撮影する。
けど、俺たちにだって撮りたい
イメージを持っていないといけないだろ?
お前だったらどんな衣装で…
どんなヘアでどんなメイクでする?」



どんな…。



俺は2つのボトルを手に取った。



ボトルの形はありきたりな形。



デザインはボトルの真ん中に
ゴージャスなティアラが書かれている。



プリンセス…セレブ…。



「ドレス…って…言いたいんですけど…
それだとなんかイメージに合わないって
言うか…」



「…それで?」



「バックは思いっきりゴージャスに
していいと思います。
ラインストーン散りばめて
ダイヤモンドみたいに見せるとか…」



「…なるほどな」



俺が話し終えると俺の手からボトルを
取り、それを見つめる。



「あの…」



「ついでだ。ちょっとこっち来い」



そう言って渡部さんはボトルを持ったまま
俺を連れて香奈さんのとこへ向かった。