新商品が出ると必ずと言っていいほど
Sevenのモデルがイメージモデルとして
使われている。
まぁ…Sevenのモデルの登竜門のような
もので、香奈さんも当然経験済み。
「今回はティーン向け商品として
売り出すのがうちの目的です。
シャンプーとリンス、両方が
プリンセスをイメージしたものに
なっています。
中高生にもセレブ気分を味わって
もらおうとして企画いたしました」
そう言って薄いピンクのシャンプーと
リンスのボトルを机に並べる。
「…でわあとはSevenのスタッフさんに
お願いします」
そう言い企画書を閉じた会社の人。
「わかりました。
それじゃあ…ヘアは川島で、
メイクとネイルは鈴木と真田。
スタイリストは…滝と成田でやれ」
「はい!!」
渡部さんの声で準備にとりかかる。
俺も急いで準備をしようとしたとき、
「光輝」
後ろから聞こえた声。
振り返ると渡部さんが俺に向かって
手招きをしている。
「なんすか?」
「お前…これ見てどう思う?」
そう言って俺に机に並べられている
シャンプーとリンスのボトルを
見せてきた。



