Seven...KOKI



「やっぱ男に振られたんじゃないの?
あんなおとなしかった瞳ちゃんが
あそこまでなるなんて…
それしか考えられないけど」



「やっぱそうですかね…」



香奈さんにそういわれると
そんな気がしてきた。



「ってか香奈さん今日どうしたんすか?
アニキがいないなんて珍しいっすね」



「光太なら今車停めてると思う…」



香奈さんがそう言った瞬間
スタジオに響いた声、



「香奈!!!!」



スタジオの扉を勢いよく開けるアニキ。



あまりの勢いでスタジオにいた人
みんながアニキに注目した。



けど、アニキはそんなの気にせず…。



「お前車にひざかけ忘れてたぞ!!!
ちゃんと持ってでないとだめだろ!!!」



「あぁ~…ごめんごめん」



「ごめんごめんじゃない!!
体冷やして体調くずしたらどうすんだ!!
あぁ~体も冷えてるし!!」



そういいながら香奈さんのひざに
ひざかけをかけ、さらに
自分の着てた上着を香奈さんに着せた。



「光太!あんまり大声出さないでよっ!」



「お前のこと心配して言ってんだ!!
細い体で妊娠してんだから
体にますます負担かかるだろ!?」