「あたし…浮気しちゃったけど
やっぱりこうちゃんじゃないと
ダメみたいでさ?」
そう言いながら俺の手を強く握った。
「だからさ?あたしともう一度…」
「悪いけど」
必要以上に絡めてきた手を振り払い
瞳から離れた。
「…悪いけど。俺、好きな子いるから」
まっすぐ瞳の目を見て言った。
マスカラがきつくて猫目みたいになってる
瞳の目は驚いてるのか見開いてる。
「…はっ…冗談!」
「え?」
「こうちゃんがこんなに早く
彼女見つけられるわけないじゃん!」
笑いながら近くのソファーに座り込んだ。
「冗談じゃないよ」
「やめてよ~。
こうちゃんって冗談言う人だっけ?」
「本気だよ」
「もういいよ…ってか!
この前こうちゃんの部屋にいた
子ってさぁ~ここのモデルなんだね?」
「あの子だよ。彼女」
「だから!…ったく…しつこいな」



